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RLB100093
偏波レーダの基礎と応用
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■体裁:A4版189ページ
■発刊:1998/04/30
■ISBNコード:4-89808-006-5
【執筆者】
山口芳雄 新潟大学
※所属、肩書き等は本書発刊当時のものです。
【目次】
第1章 偏波の基礎
1.1 平面波
1.1.1 時間領域におけるMaxwell方程式とベクトル波動方程式
1.1.2 フェイザー表現を用いたベクトル波動方程式とその解
1.1.3 単一周波数のTEM(Transverse Electro-Magn
etic)波
1.1.4 TEM波のPower
1.2 だ円偏波の表現方法
1.2.1 一般的表現
1.2.2 幾何学的パラメータ(t, e, A)による表現
1.2.3 Jonesベクトル・偏波比による表現
1.2.4 偏波パラメータとポアンカレー球(Poincare Sphere)
1.2.5 Stokesベクトルによる表現
1.2.6 ポアンカレー球による偏波の視覚表現
1.3 偏波パラメータ間の関係
第2章 レーダポーラリメトリの基礎
2.1 相反定理
2.2 受信電圧
2.3 散乱行列
2.4 受信電力の表現
2.4.1 レーダポーラリメトリの基本式
2.4.2 偏波比を使った偏波チャンネルの受信電力
2.4.3 Stokesベクトルを使った偏波チャンネルの受信電力表現
2.5 各種ターゲットからの偏波チャンネルの受信電力例
第3章 受信電力の最適化とターゲットの特徴的偏波状態
3.1 受信電力の最適化について
3.2 散乱行列と偏波比を用いた最適化
3.2.1 偏波基底変換行列とベクトル変換行列
3.2.2 偏波比を使ったユニタリ変換行列
3.2.3 直線偏波から円偏波基底への偏波変換
3.2.4 散乱行列の変換
3.2.5 電力の極値
3.3 Kennaugh行列とStokesベクトルを用いた最適化
3.3.1 X-Pol Channel
3.3.2 Co-Pol Channel
3.3.3 Matched-Pol Channel
3.4 特徴的偏波状態
3.4.1 Huynenパラメータとの関係
3.4.2 偏波状態の直交性とポアンカレー球上でのフォーク
第4章 Full Polarimetric dataと偏波フィルタリング
4.1 レーダ画像とターゲット散乱行列
4.2 特徴的偏波状態によるフィルタリング
4.3 受信電力のコントラスト強調
4.4 2本のワイヤイメージ
4.5 NASA AIRSARデータによる偏波画像出力例
4.6 地中レーダへの応用
4.7 雪中埋没物体の検出実験
第5章 ターゲットの分類・認識
5.1 散乱行列と偏波基底
5.2 円偏波基底の有利性
5.3 基本3成分(sphere, diplane, helix)分解
5.4 各種ターゲットの分解結果
第6章 FM-CWレーダについて
6.1 レーダ原理
6.2 1次元合成開口法
6.2.1 合成開口幅
6.2.2 地中探査
6.2.3 雪中探査
6.3 2次元合成開口法
6.4 Full Polarimetric Radarとして散乱行列の取得
6.5 ハードウエア構成
6.5.1 飛行機モデルのイメージング
6.6 実時間の近距離レーダ(車両搭載への応用例)
6.7 等価STC回路(レーダの性能改善)
参考文献