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RLB220469
電気・電子機器の振動と温・湿度複合環境試験
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■体裁:B5判、166ページ
■発刊:2006/06
■ISBNコード:978-4886572509
■トリケップス
【執筆者】
泉 重郎 エスペック株式会社 技術顧問
装置を構成する機器や部品に対する信頼性確認と品質評価の為に必要な環境試験として、以前より、気象環境試験(温度・湿度試験)と機械的環境試験(振動・衝撃)として、単一の環境要素のみの試験が実施されてきた。しかし、工業製品の用途拡大(小型化・携帯機器の増大)により、パーソナルユーザーが使用場所を開拓する傾向が一段と強まってきている。結果として、従来行われていた「調達・生産・出荷・物流・設置環境」に必要とされる信頼性確認と品質評価では不十分となり、パーソナルユースによる過酷な取扱いに対して、安全性や信頼性をより確実に評価する為の試験が必要になってきた。実際のグローバル社会に適用できる部品・製品の調達・受入の評価に必要な輸送環境に始まり、信頼性確認と品質評価がより、実際の使用環境に近い再現「複合環境下」での環境試験が必要になってきているのである。
本書では、複合環境試験として「振動と温度・湿度」を取上げ、解説を行なう。手法を身に付け、現場の改善マインドを醸成していただきたい。
【目次】
第1部 複合環境試験の基礎
第1章 振動と温度・湿度の基礎
第2章 複合環境試験の基礎
1 環境試験
2 複合環境試験の環境条件
3 複合環境条件による影響と現象
第2部 複合環境試験の実施
第3章 振動試験の実施
1 振動試験の目的
2 振動試験装置
3 振動試験の制御
4 各種振動試験
5 各種振動試験方法
第4章 複合環境信頼性試験
1 必要性の背景
2 故障と試験条件
3 各種複合環境信頼性試験の考え方
第3部 複合環境試験の事例と信頼性
第5章 複合環境試験の事例
1 車載機器への複合環境試験事例
2 複合環境試験により計測できる部品の特性
第6章 実際の市場環境(複合環境)への信頼性評価
1 車載機器の市場環境
2 装置・製品・部品に対する市場環境
第4部 これからの複合環境試験
第7章 これから必要とされる複合環境試験
1 最近の複合環境試験
2 高度な複合環境試験
3 載機器のISO国際規格の紹介
第8章 複合環境試験に関係する試験規格1 国内規格
2 国外規格
3 衝撃試験に関するJIS規格とその他の代表的な規格の紹介