■体裁:CD-R・267頁
■発刊:2001年11月
■ISBNコード:

【執筆者】
新井　　清　株式会社エム・ジェイ・コーポレーション　代表取締役

【目次】
第1章　序論
　1　情報理論概要
　　1.1　情報伝達と通信路
　　1.2　シャノンの理論
　2　情報通信と符号誤り
　　2.1　通信路のモデル
　　2.2　通信路の誤りの表現

第2章　符号とその発展
　1　符号の分類
　　1.1　目的別分類
　　1.2　符号構成の概念
　　1.3　符号の特性と能力
　　1.4　符号化への要求条件
　2　誤り訂正の原理
　　2.1　符号の距離概念
　　2.2　基本定理
　　2.3　誤り訂正能力とその限界
　　2.4　重み分布
　3　組み合わせ符号
　　3.1　積符号
　　3.2　連接符号

第3章　符号化法
　第1節　ブロック符号
　　1　線形符号と線形ベクトル空間
　　2　行列式の操作
　　3　単一誤り訂正符号:ハミング符号
　第2節　巡回符号
　　1　代数学の基礎概念
　　2　群,環の主な性質
　　3　ガロア体
　　4　ガロア体の演算回路
　　5　巡回符号の表現
　　6　単一誤り訂正符号
　　7　リードソロモン符号
　第3節　バースト誤り符号
　　1　バースト誤り検出・訂正原理
　　2　インタリーブ法
　第4節　畳込み符号
　　1　畳込み符号の特性
　　2　畳込み符号の基本概念
　　3　畳込み符号の表現
　　4　畳込み符号の距離特性
　　5　最適畳込み符号

第4章　復号法
　1　符号の復号判定法
　　1.1　硬判定復号法
　　1.2　軟判定復号法
　2　最尤復号法
　　2.1　最適な復号法
　　2.2　最尤復号法の概念
　　2.3　ビタビ復号法
　　2.4　逐次復号法
　　2.5　しきい値復号法
　3　畳込み符号の復号法
　　3.1　ビタビ復号法〜硬判定復号法
　　3.2　ビタビ復号法〜軟判定復号法

第5章　ターボ符号
　1　ターボ符号概要
　　1.1　符号化・復号の概念
　　1.2　符号器の動作概念
　　1.3　組織的なPCCの構成方法
　　1.4　非組織的PCE
　2　再帰的畳込み符号
　　2.1　再帰的とは
　　2.2　再帰形組織的畳込み符号の概念
　　2.3　再帰形組織的符号の特性
　3　ターボ符号器
　　3.1　ターボ符号器の符号化レート
　　3.2　距離特性
　4　ターボ符号の復号
　　4.1　復号の原理
　　4.2　重み付け判定を持つRSC符号の最適復号法
　　4.3　復号器からの軟判定補助情報
　5　繰り返し復号法
　　5.1　帰還構造を持つ復号器
　　5.2　インタリービング
　6　ターボ符号の特性