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カーボンナノテクノロジーの基礎と応用

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■体裁:A4版200ページ
■発刊:2002/11/28
■ISBNコード:4-89808-039-1

【著者】
小林 和夫/遠藤 守信/京谷 隆/片浦 弘道/曽我部 敏明/
羽鳥 浩章/葛巻 徹/村上 裕彦/中山 喜萬/落合 幸徳/
白石 壮志/曽根田 靖/尾崎 泰助/立山 博/三宅 正二郎

【目次】

第1章 ナノテクノロジーとカーボン
1.1 カーボンとナノテクノロジー-ナノカーボンの調整、きのうと可能性-

第2章 ナノカーボンの基礎と調整・構造制御
2.1鋳型法によるカーボンナノ構造の精密制御
 1.1はじめに
 1.2鋳型法によるカーボンナノチューブの合成
  1.2.1アルミニウム陽極酸化皮膜
  1.2.2均一なサイズのカーボンナノチューブ
  1.2.3さまざまな形状のカーボンナノチューブ
  1.2.4カーボンナノチューブの化学修飾
  1.2.5カーボンナノチューブの剣山とナノ電子素子への応用
 1.3鋳型法によるカーボン細孔構造のナノ制御
  1.3.1粘土鋳型によるミクロ孔の制御
  1.3.2ゼオライト鋳型によるミクロ孔の制御
  1.3.3メソポーラスシリカ鋳型によるメソ孔の制御
 1.4おわりに
2.2 フラーレン入りナノチューブの生成
2.3 フラーレン類製造用炭素ロッド
 1.緒言
 2.空のフラーレン製造用炭素ロッド
 2.1C60およびC70製造用炭素
 2.2ホウ素化黒鉛による高次フラーレン合成
 3.金属内包フラーレンの収率向上の試み
 4.単層カーボンナノチューブ製造用炭素ロッド
 5.まとめ
2.4 分子篩炭素膜の細孔構造制御とその応用展開
 1.分子篩炭素膜によるガス分離技術の特徴
 2.ポリイミドから得られる分子篩炭素膜の細孔構造制御
 3.燃料電池用水素精製技術としての可能性
 4.形状選択的触媒反応場としての可能性

第3章 カーボンナノチューブの基礎とエレクトロニクスへの応用
3.1 カーボンナノチューブの電界電子放出特性と原子構造解析
 1.はじめに
 2.電界放出原理
 3.CNTの電界放出特性
 3.1CNTからの電界放出と先端組織
 3.2残留ガス圧の影響
 3.3電界放出顕微鏡像の観察
 4.CNT先端の原子構造
 4.1電界イオン顕微鏡像の観察
 4.2電界印加中のIn-situ観察
 4.3表面構造を制御したカーボン薄膜からの電界放出
 5.おわりに
3.2 カーボンナノ材料によるFEDの開発とCVD合成技術
3.3 カーボンナノチューブの基礎と応用への展開
 1.はじめに
 2.ナノテクノロジーを支えるナノチューブの魅力
 2.1ナノチューブの構造2.2ナノチューブの機械的性質
 2.3ナノチューブの電子物性
 3.カーボンナノチューブ研究の広がり
 3.1ナノチューブの合成
 3.2ナノチューブのデバイス展開
 4.まとめ
3.4 カーボンナノチューブによる走査型プローブ顕微鏡探針およびピンセット
の製

 1.はじめに
 2.走査型プローブ顕微鏡とナノチューブ
 2.1顕微鏡の進展
 2.2ナノチューブの魅力
 3.探針とピンセットの製作
 3.1ナノチューブの合成
 3.2ナノチューブカートリッジ
 3.3走査型電子顕微鏡マニピュレータ
 3.4ナノチューブのマニピュレーション
 4.ナノチューブ探針の特性
 4.1長寿命と高分解能性
 4.2急峻な凹凸観察
 5.ナノチューブピンセットの特性
 6.まとめ
3.5 ナノリソグラフィとデバイス応用

第4章 カーボンナノチューブの基礎とエネルギー分野への応用
4.1 メソポーラスカーボン・カーボンナノチューブ・カーボンナノファイバの
電気
二重層キャパシタ特性
 4.1.1カーボンナノチューブの電気二重層容量
 4.1.2カーボンナノファイバの電気二重層容量
4.2 カーボンナノチューブとカーボンナノストラクチャーによる水素貯蔵
 1.はじめに
 2.水素貯蔵技術
 3.カーボンナノチューブとカーボンナノストラクチャー
 4.カーボンナノチューブによる水素吸蔵
 4.1単層カーボンナノチューブによる水素吸蔵
 4.2多層カーボンナノチューブによる水素吸蔵
 5.グラファイトナノファイバーによる水素吸蔵
 6.その他のカーボンナノストラクチャーによる水素吸蔵
 7.おわりに
4.3 単層カーボンナノチューブへのインターカレーションとリチウムイオン電
池特

 1.はじめに
 2.リチウム電池特性
 2.1ボールミル粉砕
 2.2強酸(硫酸/硝酸)処理
 3.リチウムインターカレーション機構
 3.1充放電カーブ
 3.2理論計算
 4.終わりに

第5章 ナノ加工と応用
5.1 原子間力顕微鏡によるナノ加工とその応用展開 
 1.はじめに
 2.ナノ加工法
 3.ナノ加工特性
 3.1ナノトライボロジーとナノ加工
 3.2層状結晶・材料のナノ加工
 3.3ナノ周期積層膜のナノ加工
 3.4シリコンのトライボケミカル加工
 4.応用展開
 4.1超高密度メモリー
 4.2ナノ・マイクロマシン
 4.3ナノデバイス
 4.4長さの基準尺

第6章 ナノテクノロジーと無機・有機への展開
6.1ナノ無機・有機コンポジットの開発と応用
 1.はじめに
 2.ナノスペースの形態の違いによる反応
 2.1一次元ナノスペースを利用した反応
 2.2二次元ナノスペースを利用した反応
 2.3三次元ナノスペースを利用した反応
 3.無機ナノシートの合成
 3.1層状珪酸塩の合成
 3.2層状酸化チタンの合成
 3.3層状ハロゲン化物の合成
 4.無機ナノシートの界面化学的特性
 4.1ナノシートの表面電荷
 4.2ナノシート表面への各種分子の吸着プロセス
 4.3ナノシートの水溶液中での構造解析
 4.4ナノシート間に働く相互作用力の測定
 5無機ナノシートPETナノハイブリット材の開発
 5.1はじめに
 5.2相溶化材の開発
 5.3ナノコンポジットの開発
 6無機ナノシート・色素複合化太陽電池の開発
 6.1はじめに
 6.2ナノシート・色素複合体の開発
 6.3太陽電池の開発
 7.無機ナノシート高分子イオン導電材料の開発
 7.1はじめに
 7.2ナノシート・高分子モノマー複合体の合成
 7.3イオン導電材料の開発
 8無機ナノシート・有機デバイスの開発
 8.1はじめに
 8.2ナノデバイスの開発
 8.3ナノデバイスの特性
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