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RLB241001
インクジェット技術入門
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41,800
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■体裁:A4判、約140頁
■発刊:2012/3/20
■ISBNコード:978-4-905507-00-0
■R&D支援センター
【著者】
藤井雅彦/富士ゼロックス(株) マーキング技術研究所
【序文】
本書は、これからインクジェット技術に従事しようとしている方、インクジェット に携わっているが系統的に基礎から学びたい初心者の方のために、インクジェット 技術の基礎から応用まで幅広く解説する。
Chapter1、2ではインク吐出方式による 方式の分類と、それぞれの特徴を説明する。Chapter3ではインクジェット開発の歴 史を振り返える。 Chapter4ではインクジェットプリンタ全体の概要および、メンテナンスやインク供 給などの各種システム技術を説明する。また近年市場導入が活発になってきたライ ンプリンタについても現状や課題を解説する。Chapter5、6、7では、インクジェッ トにおける重要な要素技術であるプリントヘッド、インク・メディア、画像形成技 術についてそれぞれ説明する。 最後のChapter8ではインクジェットの今後の展望について、特に技術的課題とその アプローチについて説明する。また、ますます広がりを見せるインクジェット技術 の応用について紹介する。実用化が進んできたインクジェットによるものつくり: デジタルファブリケーションの現状と課題についても解説する。
【目次】
Chapter 1 はじめに
1.1 インクジェット記録方式とは
1.2 インクジェット方式の特徴
Chapter 2 インクジェット方式の分類
2.1 連続噴射型 荷電偏向制御型/新しい連続噴射型(Stream)
2.2 オンデマンド型 サーマルインクジェット方式(バブルジェット)/ピ エゾインクジェット方式/サーマルインクジェット とピエゾインクジェットの比較/その他オンデマンド方式
2.3 その他の方式
Chapter 3 インクジェット技術の研究・開発の歴史
3.1 インクジェットの発明者と同時性
3.2 インクジェットプリンタの傾向と代表的なヘッド開発会社
Chapter 4 プリンタシステム技術
4.1 シリアルプリンタの動作 メカニカル動作/紙送り/プリントカートリッジタ イプ(オンキャリッジタイプ)/プリントカートリッ ジタイプ(オフキャリッジタイプ)
4.2 メンテナンス動作 予備吐出(ダミージェット)/パージ(バキューム)/ ワイプ/キャップ
4.3 メンテナンスのスケジュール ユーザーメンテナンス/スケジュールメンテナン ス/電源オン・オフメンテナンス/異常検出時メン テナンス
4.4 ミスト回収機構
4.5 インク滴吐出不良(画質不良)検出機能
4.6 シリアルプリンタとラインプリンタの比較 ライン(紙幅)ヘッド搭載プリンタの特徴と課題/ラ インプリンタの市場におけるポジショニング/ラインプリンタの構成例と課題への 対応
Chapter 5 プリントヘッド技術
5.1 サーマルインクジェット サーマルインクジェットの吐出原理/サーマルイン クジェットの駆動波形/大気連通方式の吐出原理/ LD-Shot方式の吐出原理/プリントヘッドの基本構成/プリントヘッドの作製・構成例
5.2 ピエゾインクジェット 基本動作原理/ピエゾインクジェットの駆動方法/ ピエゾインクジェットの基本構成/ピエゾインクジ ェットヘッドの作製・構成例
5.3 プリントヘッド噴射特性の変動要因と対応
5.4 ラインヘッドへのアプローチ
5.5 吐出インク範囲と課題
5.6 ドット径変調技術
Chapter 6 インク・メディア技術
6.1 インクの基本組成
6.2 インクの分類 溶媒による分類/浸透性による分類/色材による分類
6.3 メディアの分類と要求性能紙ベースのメディア
Chapter 7 画像形成技術
7.1 画像処理 プリントデータの処理フロー例/色変換/ハーフト ーン処理(2値化)/マルチパスプリント/その他の 処理技術例/プリンタドライバと画像処理/画像の欠陥補正技術
Chapter 8 インクジェット、今後の展望
8.1 高画質化 小インク滴化と流路の微細化/インクの多色化/画 質向上の課題とアプローチ
8.2 高速化
8.3 インクジェットの市場と今後 市場の分類/インクジェットの応用領域
8.4 デジタルファブリケーションの展開 エレクトロニクス分野、ディスプレイ/光学部品、医療